軽トラック・2トン・4トン・大型などたくさん種類があるけれど何から始めればいいのかわからない
そんな悩みにお答えします。
この記事を書いた人
運送業界28年、アパレル関係3年、営業歴9年(訪問販売2年・不動産仲介7年)
2021年運行管理者取得 現役ドライバー
地場・中距離・長距離など経験あり
結論から言うと初心者の方には、小型トラックが一番おすすめです。
初心者でも扱いやすい
小型トラックが初心者に向いている理由は扱いやすいこと!
乗用車より少し大きいですけど、中型や大型に比べると狭い道でも苦労せずに乗用車的な感覚で乗ることができます。
駐車スペースだって、乗用車と変わらない場所に止めることもできるので、コンビニの駐車スペースにもすっぽり収まるから休憩しやすいです。
最近では、オートマチック車も普及してますし、マニュアル車も慣れればすぐ乗れるようになります。
初めてトラックに乗る人にとっては入門モデルだといえます。
運送業界がどんな仕事をして、一日どんな感じなのかをつかむには小型トラックがおすすめです。
私の周りにいるドライバーの中にトレーラーを乗りこなす人でも、最初は2tトラック→4tトラック→大型トラックへと順を追ってステップアップしています。
筆者も最初は軽トラックから初めて、4tを経て大型に移行しています。
初心者の人がいきなり4tに乗ることはあまりお勧めしません。
なぜなら、4tは比較的狭いところにも配達することが多く、慣れないうちは内輪差で電柱やガードレール、建物の軒(のき)などに接触して事故を起こすことがよくあるからです。
だから小型に慣れてもっと大きなトラックにチャレンジしたくなったら、大型とけん引免許をセットで取得すればいいのです。
徐々にステップアップしていきましょう!
色んな業種で利用されているので就活しやすい
小型トラックは小さいながらも、頑丈な荷台を持っており、重機など重たい荷物や商業用の商品など幅広いジャンルで活躍するトラックです。
建設業(建設資材・仮設)や小売業(食品・家電・家具・商品)農業(農機具・農産物・肥料)サービス業(機器のメンテナンス・引っ越し)など多種多様な業界で利用されているので就活しやすいです。
業種に応じて様々なタイプのトラックがあります。
では、小型トラックのタイプを紹介します。
平ボディ
荷台部分が平らな板状になっているタイプ、新聞輸送や酒屋さんがお酒を積んで使っているタイプです。
低床(荷台が低い位置にある)や高床(荷台が高い位置にある)の2種類があります。
保冷車
スーパーやコンビニなどに食品を運ぶために使用されるトラックです。
冷蔵・冷凍の機能を兼ね備えたトラックになるために、保冷気の使い方を覚える必要があります。
夏場は特に温度管理に注意が必要です。
パッカー車
おなじみのごみ収集車ですね
あなたの家にも決まった日にゴミを集めに来ているトラックになります。
ゴミ以外にも企業が排出した段ボールを回収したり、ペットボトルだけを回収したりするのにも利用されています。
バン車
通称、箱車ともいわれていますが、一般的な小型トラックはこのタイプになります。
宅配や企業からの荷物を集荷するトラックです。
画像のトラックは、跳ね上げタイプのゲート使用になっていますが、この他にも両開きの観音タイプもあります。
※ゲートがつかないタイプもあります。
このように小型トラックは業種によって、仕様がそれぞれ異なります。
運転がしやすい
トラックの中でもサイズが小さくて取り回しがしやすいので、初心者の方でも運転がしやすいです。
道を間違えたり、迷った時もサイズが小さいのでUターンしやすいから助かります。
だから、トラック未経験者の方は小型トラックで慣れてから徐々にステップアップしていくようにする事で運転技術も向上して徐々に大きいトラックも乗れるようになります。
まとめ
トラック未経験者は、まずは小型トラックから始めて徐々にステップアップするのが王道です。
そして業界の流れをつかんで、トラックの運転にも慣れて技術を磨き、少しずつサイズの大きいトラックに乗り換えるのが最も安全で賢い選択だと私は考えています。
どうか焦らずに、少しずつ段階を踏んで、将来的には大きなトラックにも乗れるような素敵なドライバーを目指していただければいいのかなと思っております。
この記事読んでやる気になったら、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
あなたの成功を心から応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
感謝いたします。