トラックドライバーの睡眠時間はどのくらいなんですか?
トラックに乗ってみたいけどなんとなく短い気がして悩みます。
そんな疑問に答えます。
この記事を書いた人
運送業界28年、アパレル関係3年、営業歴9年(訪問販売2年・不動産仲介7年)
2021年運行管理者取得 現役ドライバー
地場・中距離・長距離など経験あり
トラックドライバーの拘束時間と睡眠時間の関係
トラックドライバーの1日の拘束時間は、13時間と決められていて、最大16時間まで延長することは可能ですが、1週間で15時間を超えることは2回までと制限があります。
2024年4月1日からは一日の拘束時間は13時間ですが、最大15時間まで延長することは可能ですが、1週間で14時間を超えることは2回までに改正されます。
一般的な会社員より拘束される時間が長いトラックドライバーですから、睡眠時間が短くなりがちです。
1日24時間から13時間を引くと11時間、そこから通勤時間を引いた時間があなたが自由に使える時間になります。
あとは、努力次第で通勤時間を短くできれば、1日の睡眠時間も多く取れるようになります。
6時間以上睡眠時間が欲しい人は、できるだけ家に近い運送会社を見つけることが重要です。
会社まで通勤する時間が短いほど睡眠時間は増える計算なので、通勤が遠い人は引っ越しも視野に入れるといいです。
弊社の長距離定期便のドライバーであれば1日の拘束時間は平均9~11時間程度なので睡眠時間は6時間以上確保することができています。
睡眠時間は走るコースでかなり違ってくる
弊社の場合、ドライバーの睡眠時間は走るコースでかなり違ってきます。
Aというコースの場合、開始時間が6:00~終了時間が16:00
この場合は、拘束時間が10時間なので残り14時間も自由な時間が確保できるので睡眠不足は問題ないです。
次にBというコースの場合、開始時間が17:30~終了時間が6:00
この場合は、拘束時間が12時間30分ですから、残り時間は11時間30分となります。
Aコースより2時間30分短くなります。
このように走るコースで睡眠時間は変わるので、希望する睡眠時間が確保できるかどうかは運送会社の仕事内容によるということを頭に入れておいてください。
面接のときに1日の拘束時間はどれくらいかをしっかり確認することが重要です。
それから、会社によれば拘束時間を均等にする目的で各コースをシャッフルして交番を組むところがあるので日によって睡眠時間が異なります。
弊社では各コースをシャッフルして、ドライバーの拘束時間を各々均等になるように配車は組まれています。
理想的な睡眠について知りたい人はこちらの記事を読んでください。
1日の休息時間について
原則では、1日の休息期間は8時間と決められています。
しかし、2024年4月1日からは、勤務終了後に11時間与えることを基本とし、最低でも9時間を下回らないようにしなければなりません。
したがって、2024年4月1日からはトラックドライバーの睡眠時間が少し長くなりそうです。
※1日の休息期間とは、前の仕事が終わってから次の仕事が始まるまでの時間のことです。
参考にしていただけると嬉しいです。
まとめ
トラックドライバーは仕事柄どうしても寝不足気味になりがち、だからこそ自宅から近い会社を選ぶか仕事内容をしっかり確認して転職活動するといいですよ
できるだけ、無駄な残業はせずに1日に必要な睡眠時間を確保したいてすよね
あなたが今後、トラックドライバーの仕事につくのであれば自分の健康維持のために睡眠時間がしっかり確保できる会社かどうかを見極める必要があります。
そのためには、情報をたくさん収集して選択肢を増やすことで有利な転職活動ができるようになりますよ!
転職サイトや転職エージェントサービスは全て無料で活用することができるので使わないともったいないです。
あなたの成功を心から願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
感謝いたします。