トラック未経験の人はちゃんと練習させてもらえるんだろうか?
そんな疑問にお答えします。
この記事を書いた人
運送業界28年、アパレル関係3年、営業歴9年(訪問販売2年・不動産仲介7年)
2021年運行管理者取得 現役ドライバー
地場・中距離・長距離など経験あり
初心ドライバーの練習期間
入社したばかりのドライバーは基本的に横乗りという名の練習期間が設けられています。
横乗り期間は、会社によって様々で2~3日から1週間、一ヵ月などです。
正直、短すぎても長すぎても良くないと個人的には感じていまして、全くの未経験者の場合でもせいぜい1週~2週間もあれば十分だと思います。
理由としては、短すぎると全く覚えきれずに失敗することになりかねないですし、長すぎるといつまでたっても先輩に頼ってしまうので、一人になると何もできないということになりかねないからです。
横のり期間は短すぎず長すぎずを目安にしてください。
使用期間の給与について
使用期間の給与は、会社によってまちまちです。
使用期間中であっても、ハンデなしで正社員と同じ条件で給与を支払う会社もあれば、一日8,000~みたいに安い賃金で働かせる会社もあります。
できれば、ハンデなし(正社員と同じ条件)で採用してくれる運送会社を探すことをお勧めしますが、必ずしも自分が気に入る会社がそうであるとも限りません。
条件についてはあなたにとって都合がよい会社を選ぶようにすればいいかなと思います。
使用期間について
新人ドライバーの使用期間ですが、これもまた会社によってまちまちです。
早ければ1か月のところもあれば3ヵ月くらいのとこもある。
私個人的には、未経験であったとしてもせいぜい1か月というところです。
3か月も使用期間があると、一人前に仕事してるのに給料が少ないということが納得いかないからです。
その期間会社が得するだけじゃないですか
そんなのは納得いかないので私個人としては使用期間が短いに越したこといと思っています。
横乗りの注意点
新人ドライバーの横乗り時に注意する点をいくつかご紹介します。
1.居眠りしないこと!
教えてもらう立場だから、あなたが居眠りすることは先輩に対してかなり失礼なことです。
だから少々眠くても横乗り中は我慢しましょう!
先輩に「こいつ平気な顔して寝てやがる」と思われた時点であなたの評価は最悪になるからです。
2.メモを取る
あなたが横に乗っているときは必ずメモをとることです。
あなたが運転している場合は、家に帰ってから一日を振り返って忘れすないうちに必ずメモに残すようにしましょう!
なぜなら、メモを取らずに同じことを何度も聞くことは「こいつ覚える気があるのか?」と先輩に思われてしまうからです。
3.知ったかぶりをしない
わからないことや疑問に感じたことは必ず質問してその場で解決できるようにすること
決して知ったかぶりはしないように!
知ったかぶりをすると独り立ちしたときにあなた自身が困ることになるからです。
以上横乗りの際に気を付ける基本的なことを3つ紹介しました。
細かく言うともっとありますが、とりあえずはこの3つは必ず押さえておくようにしてください。
補足:横乗りの時にさりげなく先輩に飲み物でも差し入れすると印象よくなります。
座学・運転研修・適性診断
新人ドライバーを採用すると、12項目に及ぶ座学と実車での講義で15時間実施する義務が事業者に課せられていて、適性診断も受けないといけません。
あと、健康診断も同時に受けることになります。
まとめ
新人ドライバーは必ず横乗りで運転する練習期間があるので、心配する必要はありません。
ただし、横乗りは実践ですから、練習といっても本番なわけです。
荷主さんでの注意点や道中での安全運転や配達先での注意点について実戦形式で学びます。
最初は緊張するかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
肩の力を抜いて先輩の教えをしっかり学んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
感謝いたします。